臨床栄養学研究室(松島 照彦 教授)
学生によるコメント
臨床栄養学は、さまざまな疾患と栄養の関係を研究する学問です。 近年、健康志向が高まる中「○○に痩せる効果がある」「○○は血糖値を下げる」などといった情報で溢れています。それらの情報は本当に正しいのか、文献調査や細胞実験を通して研究を行っています。また、得られた研究結果を元にレシピ開発を行ったりしています。自分の身近にある食品と病気について持っている疑問を研究することができることが魅力です。また、4月のお花見パーティーをはじめ、先生やゼミ生のお誕生日会、夏のゼミ合宿、OG会、クリスマスなど1年を通してイベントがたくさんあります。ゼミ合宿では、山梨や那須高原、箱根などに行き、中間発表をします。夜にはみんなで宴会をしたりと楽しく学んでおります。
研究室のご紹介
臨床栄養学は、からだと栄養、病気と食事の関係を研究する分野です。コレステロール、肥満、皮膚、腸管と、栄養、食品などの関係を検討しています。研究室では、広く機能性食品や栄養素の働き、健康と疾患予防についての研究を行い、卒業研究は学生の希望を基本にテーマを立て、「この食べ物は○○に良いと言われているが、本当かな?」という疑問を元に、文献を調査して、「効く仕組みがあるか」「効いたというデータがあるか」を調べ、実際に動物や細胞などを用いて実験を行ったり、レシピを開発したりしています。栄養、食品、食生活に関する事、どんなことでも興味のある人は一緒に勉強をしに来てください。
研究室イベント
ゼミ風景
3年後半から、研究入門、論文の書き方、臨床栄養学の基礎、文献調査の仕方を指導し、実験班には実験の手ほどきを行い、秋口には研究を開始できるようにします。
4年に入ると、毎週1回全員が集まって、それぞれが「この1週間に勉強したこと」を発表し、ディスカッションを行います。研究室はゼミ生の居室としていつでも勉強ができ、文献調査や実験を行っています。研究の指導は毎日、随時行います。英語の文献も抄読します。夏休みの合宿で中間発表会を行い、後半にはプレゼンテーションの訓練を行い、本番では読み原稿無しでスライド2面使いの発表をしています。
ゼミの四季
ゼミは、研究と同時に、一生の友人を得る場です。様々な機会にあわせて親睦を深めるようにしています。
4月にはグラウンドで恒例のお花見ピザパーティーをします。季節折々にゼミ生のアイデアでイベント行い、公園でバーベキュー、研究室でたこ焼きパーティー、立川に映画を観に行ったり、研究室でホームシアターをしたり、横浜に飲茶ツアーに繰り出して馬車道を散歩し買い物をしたこともあります。ハロウィン、クリスマス、初詣、新年会、冬には鍋を囲んだりしています。
ゼミ合宿
夏休みに1、2泊の合宿をしています。これまで、伊豆、河口湖、箱根、九十九里海岸、鬼怒川温泉などにいきました。昼食に地元の名産を頂いた後は、会議室を借りて中間発表会を行います。その後は、温泉に入って、食事をして、花火をして、ゲームをして、翌朝は散歩をして、美術館に行ったり、工場見学をしたり、キャニオニングをしたり、体験工房にいって土産を作ったり、楽しい思い出をつくって来ています。
ゼミ構成、国試と就活
ゼミ生は各専攻から集まっています。これまでの8年間では管理38名、食物41名、健康4名でした。国試も就活も応援しています。就職も出来る範囲で相談に乗っています。ゼミ生だけへの国試対策はしていませんが、ゼミ生は研究室で勉強をしているので、分からないことがあれば、いつでも質問をすることができます。ゼミではない学生も歓迎します。
学生が自己実現ができるような巣立ちをできるように応援しています。