生活科学部 生活文化学科 教授
長崎 勤(ながさき つとむ)
NAGASAKI Tsutomu
専門分野?専攻 | 教育心理学、発達支援学を「専門にして、コミュニケーション?ことばの発達、またその障害と支援を研究しています。公認心理師(国家資格)、言語聴覚士(国家資格)です。 |
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個人ホームページ | https://twitter.com/jj_nagasakiken |
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最近の研究テーマ等
1.言語の発達のメカニズムとその障害?支援
0歳の赤ちゃんは、ことばを話さない時期から、視線やジャスチャー、表情などで豊かなコミュニケーションをしており、それが基盤となって言語の世界へと入ってゆきます。そのメカニズムについての研究と、ことばの習得が難しい子どもがどこのプロセスに問題をもち、どのような支援を行ったらよいかを研究しています。
2.自閉症児の社会性の発達支援
自閉症児で発達が難しいといわれている社会性を、どのようにアセスメントし、支援するかを研究しています。 3.「カルピス」づくりにおけるコミュニケーション?意図理解発達支援プログラムの開発。(科学研究費補助金による) 4.公認心理師(国家資格)の養成、特に発達の遅れや障害をもつ子どもの支援を担う公認心理師をどのように養成するかについて、理論的背景と臨床実習などの実践面からアプローチします。
主な担当授業と概要
言語心理学
言語発達のメカニズムを、乳幼児のジェスチャーや視線によるコミュニケーションから、意味のあることばを獲得し、会話やナラティブ(自分の経験や物語を語る)にどのように発達してゆくかを考えてゆきます。
家族心理学
多様化する家族の中で、家族が<家族>となるための条件を考えていきます。子育て、成人期や高齢期の家族の人間関係について考えます。
趣味?特技
趣味:映画鑑賞(2014年のベストワンはゼロ?グラビティー)。 実践女子大学?生活心理?映画同好会代表。
特技:子どもと遊ぶことと、テニス。
受験生へのメッセージ
4年間かけて、生活の中での子どもの彩り豊かな心の動きの発達を学び、生活の中での支援のあり方を探求して下さい。また障害をとおして、人間の心の不思議さと豊かさを知って、心理支援を生涯の仕事にしてゆくけると良いと思います。