企業と情報(担当:板倉文彦教授)
企業では、パソコンが一人一台あるのが当り前の状況となっています。なぜそうなっているのでしょうか?それは、業務を進める上で「パソコン」はなくてはならないものだからです。そして、企業がビジネスを進めていく上で「情報」は無くてはならないものです。企業には情報を活用するためのさまざまな情報システムが存在しており、社員はパソコンを使ってそれらの情報システムを使いこなしているのです。
この授業では、それらの仕組みがなぜ作られ、どのように使われているのかについて幅広く知識を得ていきます。
まずは企業の仕組みを知るために、経営学の基礎理論を学びます。その後、「企業」と「情報」の関係について、理論だけではなく身近な事例や企業の実例などの具体例を通して学んでいきます。授業の終わりには、その日の内容に合わせて自分自身で考えてみるミニレポートに取り組みます。これを繰り返すことで、ただ授業を聞くだけではなく、内容について自分なりに考えてみる力が身につき、同時に授業内容の振り返りも可能となり、結果的に理解を深めることができます。
将来企業をはじめとする組織に所属したとき、身の回りにある情報システムを戸惑うことなく活用し、さらには授業で身に着けた理論と業務を取り巻く環境を鑑みて、自ら改善策を提案できるような人材になって欲しいと思います。
この授業で登場するさまざまな仕組みは、学生の皆さんが将来社会に出た後に実際に出会うこととなります。その時に戸惑わないための知識を身につけることができます。また、この科目の学びの基礎となる、企業にまつわる経営学的な基礎理論も併せて習熟することが可能です。