Workshop E(担当:三田 薫教授)
この科目では、毎回授業中にスカイプを使用して海外の人と英会話を25分間行います。英語を話せるようになるためには、英文法や単語を学習するのと同時に、実際に話す機会を十分に確保することも大切です。毎週の授業で外国人と1対1で話すことで、ネイティブと話すことの恐怖感が少しずつ取り除かれ、リスニング力や英語表現力も高まります。授業が始まったころは恐る恐る話していた学生たちが、15回の授業が終わるころには、外国人と英語で話すことにすっかり自信をつけた様子で楽しそうに話しており、教室中が笑いに包まれています。世界各国の講師と話ができるので、学生たちは異文化理解力も高めています。
本科目は、元々本学の短期研修に参加した学生の要望に応える形で実現したものです。海外に行く前にもっとたくさん英会話の練習をしたかったという声を受け、本学でネイティブの先生の研修準備科目を用意しましたが、それだけでは十分でないと学生が感じていることがわかり、結果として、1対複数ではなく、1対1のレッスンの機会を提供することになりました。
実際に本学の3週間から1ヶ月の英語研修(オーストラリア英語研修、ハワイ英語研修)や、5ヶ月から6ヶ月の派遣留学(オーストラリア、ハワイ、マレーシア)に参加する学生の多くが、留学前にこの授業を受講して準備しています。あらかじめスカイプで1対1の会話練習をしておくことで、海外到着後のリスニングやスピーキングのストレスが軽減されているようです。本授業では、ネイティブとのコミュニケーションを目指す学生に、生きた英語が身につく環境を提供しています。